私がソーシャルワーカーとしてこれまでさまざまなクライエントや家族に関わらせてもらって、いろんなお金にまつわる社会保障制度の現状に触れてきました。
いろいろ疑問も感じることが多いのですが、クライエントを取り巻く環境は、俄かには変わりません。
やっぱり、市民にはきちんと知っていただくしかないと思っています。
病気怪我は突然です。
例えば、脳梗塞で入院して、命はとりとめたものの、生活はどうするのか?いろんな生活上の不安が病気・怪我によって現れてきます。
それは同時だったり、あとからだったり様々です。
社会保障制度は基本的に申請主義ですので、自分でしかるべき窓口で、しかるべき手続きを取らないと、享受は受けられないようになっています。
そのためには、やっぱりみなさんが制度を知らないといけない。
ここで触れていく社会制度の話が、困ったみなさんを助ける一翼になればと心から願っています。