社会福祉士になるには~勉強方法を紹介します~

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社会福祉士資格まとめ
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悩める人
悩める人

「社会福祉士」取得の勉強方法について知りたいです。おすすめの参考書はなんでしょうか?過去問はどれぐらいやらないといけないですか?

ここでは、国家資格の「社会福祉士」取得のための勉強方法について紹介します。過去問について、受かる人はどんな勉強をしているのか。おすすめの参考書、問題集を取り上げます。

記事の信頼性

医療・高齢・地域福祉でソーシャルワーカーとして、対人援助職20年以上。現職は、地域福祉機関で管理者をしています。
社会福祉士養成校等で、社会福祉士等の養成に関わって約10年。
有資格は、社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員、公認心理師。ブログ月間1万PV。

社会福祉士の国家試験の内容などは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

社会福祉士合格への道

私が、社会福祉士を取得したのは、もうずいぶんと前になります。経済学部卒業の後、養成校に入学しました。もう、かれこれ20年以上前になりますね・・・💦

きっかけは、亡くなった祖母が生前に要介護状態となって、まだ介護保険が始まる前でしたけど、いろんな方たちに支えられて、祖母が長く在宅生活を継続していたことです。

私は、社会福祉士取得後、老健、病院にて医療ソーシャルワーカー、所属法人も時代の流れで複合型路線となって、現在は地域福祉にてソーシャルワークに長年従事することになりました。

その間、実習指導から縁があって社会福祉士の養成に関わっています。

私ですが、お恥ずかしい話・・・、養成校では「落ちるリスト」に入っていました💦なんなんでしょうね・・・そのリスト・・・。

まあ、授業態度もあまり良くない学生でしたし、そんなに物覚えも良くない方なので・・・。

そんな私が、どんな風に勉強してきたのか。

これまで、自分が取り組んできたことなどをここでは紹介して、みなさんの合格への道筋に役立てたら幸いです。

使用した社会福祉士テキスト

社会福祉士国家試験過去問解説集

とにかく、過去問題集をただひたすら繰り返し解いていました。

何周したかわからないぐらいに。

1回の試験につき、150問もあるわけですし、一通り解くだけでもとても時間がかかりますよね💦、大変だった記憶があります。

社会福祉士は、19科目と科目数がとても多いです。

何から取り組んでよいのやら、分かりにくいわけですが、

中央法規ホームページより引用

このように

  • 解くにあたって
  • 試験の特徴
  • 受験対策

と、ポイントを絞って掲載されていますので、大変分かりやすいですよね。

そして、強はじめは、過去問題はほとんど解けませんよね💦

中央法規ホームページより引用

なので、はじめは問題集の解説文を読むだけでもかなり勉強になると思います。

ポイントとしては、教科書や掲載されている資料を必ず見ていました。

例えば、上記のように「福祉小六法」と具体的な資料が過去問題集に紹介されていれば、それを必ず見るようにしていました。

「なんか前見たな・・・。」という事がどんどんつながっていくことが大切ですね。

過去10年分という範囲で、こちらもお勧めですので掲載しておきます。


社会福祉士国家試験受験ワークブック

次に使用していたのは「ワークブック」です。

ワークブックは、いわゆる「レジュメ」ですね。

基本的に過去問題からこのワークブックは作成されていますので、過去問を解いて、知識をまとめておきたいレジュメとして活用していました。

中央法規ホームページより引用

試験で出る可能性が高い項目を、こんな感じで掲載してくれているので、教科書を持ち歩くわけにもいかないので、レジュメ本として活用ができます。

ポイントとしては、過去問を解いていると、中にはワークブックに載っていない項目ももちろん出てきます。

それをワークブックに自分で記入して上書き付け足していき、自分のレジュメ本にしていくことが大切ですね。

もちろん自分でノートを一から作るというのも方法としてはあると思うのですが、時間短縮にもなるし、私はワークブックの使用をお勧めします。

あと、こんふうに一問一答もついているので、チェックもできますね!

中央法規ホームページより引用

おすすめの勉強方法

まとめますと、私のお勧めする勉強方法としては

  1. (解く)過去問題集で問題を解き、解説を読む
  2. (理解する)問題のもとになる“資料”や、解説に掲載されている“資料”または教科書を通読する。
  3. (覚える)ワークブックでチェックする。なければ付け足す。

この3点繰り返しです。

ですので「過去問題集」と「ワークブック」が必携と思います!

番外編 苦手な“法律”に関する情報

社会福祉士はソーシャルの範囲が広く中でも、法律関係の項目が多く出てきます。

この法律関係は、なぜか頭に入り辛かったですね。

なかなか苦戦する分野ではないでしょうか?私はそうでした💦

虐待については、児童福祉法や児童虐待防止法、障害者虐待防止法、配偶者虐待(DV防止法)などが大切になります。

障害分野では、障害を理由とする差別解消の推進に関する法律も大切です。

私は、直近の公認心理師の勉強の際には、e-Gov(イーガブ「電子政府の総合窓口」)を活用していました。

e-Govとは、政府が運営する行政情報のポータルサイトをいいます。

このe-Govを知っておくだけでも、情報を簡単閲覧することができますので大変お勧めですね。

そして、なにより、PDFでダウンロードができるのも魅力の一つになります。

このように、右上のダウンロードのアイコンでPDFがダウンロードできます。私は紙媒体の方が頭に入ってくるので・・・、大変助かりました。

社会福祉士の国家試験に向けて、是非頑張ってくださいね!!このサイトがみなさまのお役に立てば幸いです。


独学ではやっぱり心配といった方や、養成校卒業後社会人で社会福祉士の取得を考えている方へは、「おすすめの通信講座」を紹介しています。

養成校の学生がよく悩む「実習」については、以下を参考にしてみてくださいね。